薄毛の5大原因はこれだ!

薄毛の原因は確実なものは未だに解明されていないものの、部分部分では根拠を持って検証されているものがあります。その原因についていろいろ調べてみると、概ね5つの薄毛の原因について絞り込むことができます。まずは薄毛の原因について理解を深めた上で、果たしてどの症状だったら改善できるのか、自分最適な薄毛対策を行うようにしましょう。

1.遺伝の原因が一番割合が高い

学的に遺伝は薄毛の原因の大きな一つとしてあげられています。 これは、国際的な遺伝学の学術誌であるアメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス誌の1999年7月号電子版にてドイツのボン大学の研究チームが「ハゲの遺伝子」の有力候補の一つを発見し発表しました。 論文の原文はこちら… Noninvasive Test for Fragile X Syndrome, Using Hair Root Analysis|AJHG

内容が英語で非常に専門的なので全てを理解できた訳ではないのですが、要約すると、「40歳以前に薄毛になっている人は、X染色体にある男性ホルモン(アンドロゲン)の受容体遺伝子に変異がある」ということでした。 染色体はXとYがあり、X染色体は母親から引き継ぐため、母の男性ホルモン保持者である母方の祖父が薄毛の場合、その遺伝を引き継ぐ可能性があるということです。

これらより、40代以前に薄毛になってしまって母方の祖父が薄毛の場合は遺伝による原因の可能性があります。都市伝説的に薄毛は遺伝するといわれていた内容は科学的に証明されていたということですね。

ただ、M字薄毛や頭頂部薄毛やまだら薄毛など、薄毛のタイプで「これは遺伝薄毛」とわかるものではありません。遺伝が原因の薄毛は、遺伝子でも調べない限り特定されないのが悩ましいところです。そのため、まず、他の原因で行われている対策を行って、それがダメであれば、遺伝が原因であるという消去法で突き止めていくということを覚えて置く必要があります。

2.男性ホルモンは男性型脱毛症(AGA)の原因に

男性ホルモンも薄毛の原因であり、遺伝の次に多い薄毛の原因です。こちらは、医療用薬品を製造する製薬会社のMSDが運営しているAGA-NEWで紹介されています。 体内にあるテストステロン(TS)という筋肉を増大させ骨格を発達させる男性ホルモンと、5αリダクターゼという体内にある還元酵素が合体し、テストステロンの10倍の効果があると言われているジヒドロテストステロン(DHT)へと進化します。

男性らしい体つきになるためには非常に重要なことなのですが、ジヒドロテストステロン(DHT)へが髪を生やす毛乳頭細胞に入ると、細胞内にあるアンドロゲン受容体と結合してTGF-β1という成長阻害因子が発生し、結果として、髪の成長が止まり、抜けやすくなってしまいます。 男性ホルモンによる原因は薄毛のタイプをみて判断することができます。

側頭部から後頭部にかけて薄毛になっている人は1型5αリダクターゼが、前頭部から頭頂部にかけて薄毛になっている人は2型5αリダクターゼが薄毛の原因になっている可能性があります。

男性ホルモン自体は、男性らしい体つきになるためには必要なホルモンなので、取り除いたり抑制することは困難です。そこから発生する5αリダクターゼかTGF-β1の抑制を行うことで薄毛対策につながるといえます。

どのように改善するかといえば、現在一般的に行われているものは、5αリダクターゼの活動を抑制するというもの。医療用医薬品のフィナステリドが該当しますし、育毛剤の中にもオウゴンエキスなどの抑制効果のある成分が含まれていたりします。

3.ストレス

ストレスで薄毛になるという話も、化学的に証明されている立派な薄毛の原因です。薄毛治療も行う医療法人昴会 野村医院のサイトで紹介されていました。 ストレスは血行不良・不眠症・内蔵機能の低下・アドレナリンの過剰分泌の4つの症状を引き起こす可能性があり、それが間接的に薄毛に関連しているようです。 その中でも、直接的な要因は、血行不良でしょう。ストレスを感じることで、体内では自律神経が緊張し血管が収縮して血流が悪くなるため、血行不良となります。

そうすると、毛根に栄養が運ばれずにヘアサイクルが乱れ、髪がやせ細って抜け毛が増えて薄毛になるということですね。 側頭部・後頭部・前頭部・頭頂部が薄毛になっている人は、ストレスが原因でヘアサイクルが乱れ薄毛になっていると想定されるので、男性ホルモンと同様、5αリダクターゼかTGF-β1の抑制を行うことで薄毛対策を行うと判断できます。

4.生活習慣

上記3つほど確率は低いですが、普段の何気ない生活にも薄毛の原因はあります。薄毛治療を行う病院が集まって形成しているヘアメディカルグループのサイトでも、このように紹介されています。

“髪の毛の生成に必須とされるビタミンやミネラル成分は日常の食生活では十分に摂取できない場合が多い。また同時に不規則な生活も髪の成長を妨げかねない。”

それはいったいどういうことなのか、順を追ってもう少し深く調べてみると…

睡眠時間のタイミング

夜10時~夜中2時の間は髪の毛がはえるゴールデンタイムと言われています。なぜかといえば、髪の毛が成長する成長ホルモン(IGF-1)が大量に分泌されるので、睡眠前に取り入れた栄養分を毛髪の成長のために取り込んでいます。ところが夜更かしをしているとこの時間を外してしまうので、成長ホルモンが十分に供給されず、ヘアサイクルが乱れ髪の毛がやせ細って抜け毛の原因となります。

有酸素運動

例えばランニングなどの有酸素運動を日常的に行うと汗をかき血の巡りが良くなって毛根に栄養が運び込まれ髪の毛にいい影響を与えることができます。逆にしていないと、代謝が悪くなって血がドロドロになり髪の毛に栄養が行き渡らなくなってヘアサイクルが短くなり、髪の毛がやせ細り抜け毛の原因となります。 また、汗をかくことでストレス解消にもなりますが、運動しないと汗をかく機会も少なくなるので、上記の様なストレスによる薄毛も誘発してしまいます。

食事のバランス

例えば肉類中心のメニューが日常的だと髪の毛にとって良くありません。もちろん体を形成するために肉のたんぱく質は重要ですが、反面、脂も多く含んでいますので食べすぎると頭皮の皮脂分泌が過剰になり毛穴が詰まる原因となります。毛穴が詰まると皮脂が酸化し毛根に栄養が行き渡らなりヘアサイクルが乱れ、次に生えてくる髪の毛が細く抜けやすくなります。

同様に油物の食べ過ぎもよくないです。血がドロドロになって、頭皮の隅々にある毛細血管まで血が行き届かなくなり、毛根に栄養分が運ばれなくなるので、栄養不足によりヘアサイクルが短くなり薄毛の原因となります。

髪の毛が生えるのに十分な栄養素・睡眠・運動ができていないと頭部のあちこちでパラパラと抜け毛が目立つようになり、特定の部位ではなく、全体でまだら薄毛を発症する可能性が高くなるといわれています。 まだら薄毛の症状が多い方は、睡眠、食事、運動と生活習慣全般の見直しを行い薄毛対策を行うようにしましょう。

5.帽子のかぶりすぎ

帽子のかぶりすぎも、立派な薄毛の原因です。全国に薄毛サロンを展開しているバイオテックの薄毛対策室日常生活のQ&Aというサイトで、“帽子を長い時間かぶり続けるとどうしても汗をかきますよね。そのままの状態で長く放っておくと頭皮や髪の毛の中が蒸れてしまい、雑菌が繁殖しやすくなります。そんな不衛生な頭皮環境が毛根に悪い影響を与え、薄毛や抜け毛を進行させることがあるのです。”と記載があります。

また、風通し以外でも、帽子のサイズが合わず、タイトにかぶっていると頭が締め付けられ頭が血行不良を引き起こす可能性があります。なりやすい場所としては、まるっと覆われている頭頂部になるので、ここが薄毛になっている人は帽子のかぶりすぎが薄毛の原因の一つだと考えられます。帽子をこまめにぬぐなど根本的な対策をしつつ、頭頂部に対しての薄毛対策を考えるようにしましょう。